RBA

RBA政策金利発表

<オージー円>
リスク回避の流れが続きますね。ユーロのソブリン問題も気になりますが、アジアも大きな問題を抱えている国が多いです。なかでも、中国は、「中国版のサブプライムローン」が起こるのでは?とささやかれています。日本では銀行といえば、政府が認可した銀行になりますが、(なかには闇金融などもありますが)中国では銀行と同じ業務を行う国有企業を含めた様々な機関があります。こういった闇の銀行は地方政府の投資モデルにもなり、資金規模は一兆7千億ドル(約130兆円)ともいわれています。これらは銀行が貸し出していて、銀行貸し出しの約8割にものぼるともいわれています。中国の銀行は積極的に貸し出したものの返済不能に陥る可能性があるというのです。もし本当に返済不能になれば、アメリカのサブプライムローンの比ではないと言われています。とても恐ろしい問題です。韓国も同じような問題を抱えており、バブルがはじけそうだとささやかれています。もう世界中どこを見渡しても経済がガタガタになっていることがよく分かります。ですから、リスク回避の流れが続くのももっともな事だと言えるでしょう。
さて、4日、9時30分に貿易収支と住宅建設許可件数が発表されました。貿易収支は、前回の結果が+18.17億豪ドルでした。今回は予想が+20.00億豪ドルに上方修正されていました。結果は31.00億豪ドルと予想よりも強い結果になりました。住宅建設許可件数(前月比)は前回の結果が+1.8%でした。今回は予想が+1.0%に下方修正されていました。結果は+11.4%と予想よりも強い結果になりました。強い指標結果を受けて、豪ドルは買われ、オージー円は上昇しました。しかし、12時30分に発表されたRBA政策金利発表では、現行の政策金利4.75%に対し予想が4.75%、結果が4.75%と、政策金利は予想通りの据え置きでしたが、声明分では、「世界の金融市場は非常に安定していない」「成長はこれまでの見通しより鈍化」「世界の成長見通しで不透明さ増している」などとネガティブな内容になり、オージー円は急落してしまいました。
オージー円は日足も週足も売られ過ぎの状態ですが、前述したように世界経済がボロボロになっているので、まだまだ落ちる可能性があります。押し目買いをしたい所ですが、ここは危ないですので、しっかり下髭が出るまでは買いはやめておいた方が無難でしょう。本当ならば、売って行きたい所ですが、金曜日に雇用統計が控えていますし、かなり売られ過ぎなので様子見したいと思います。
また明日も頑張りましょう。