EFSF

スロバキア議会の決定

<ユーロ>
またユーロ問題で動きがありました。11日、スロバキア議会はEFSF(欧州金融安定ファシリティ)の機能拡充案を否決する決定を下しました。定数150に対し、賛成55、反対9、残りは棄権という結果になりました。
ところで、なぜEFSFの機能拡充を行うかと言うと、ギリシャ問題を解決するのが大きな目標です。このEFSFの機能拡充を実施するには、ユーロ加盟国すべての同意が必要になります。スロバキアは小さな国で、経済的にギリシャよりも豊かであるとは言えません。ですから、経済的に苦しい国がギリシャを救うことに抵抗を感じており、ずっと難色を示していました。しかし、スロバキア以外のユーロ加盟国はすべてEFSFの機能拡充について合意しており、昨日のスロバキアの決定を待つのみのだったため、この議会の否決はとても残念な結果になりました。しかし、これでEFSFの機能拡充への道がとざされた訳ではありません。スロバキアはもう一度議会を開いて採決しなおす考えがあることを示しており、ユーロ自体もすべての国の一致という規約を考え直す方針です。少し時間がかかるかもしれませんが、EFSFの機能拡充に向けて検討していく構えです。
さて、スロバキア議会が否決したことを受けて、ユーロは売られる場面がありましたが、底堅く推移しています。ユーロはテクニカル的に下落バイアスが強いですが、2手前は長い実態の陽線で引けており、続伸する可能性もあります。方向感に欠ける動きをしていますので、今のところは様子見した方が無難でしょう。
また明日も頑張りましょう。