FX初心者ブログ

日韓スワップ協定を5倍の700億ドルに

2011年10月20日

<韓国ウォン>
以前、ブログで韓国ウォンが危ないという話をしました。韓国ウォンは対ドルで10月4日に1200上をつけてから暴落しつづけ昨日1131.2付近をつけました。長い下髭を出していないので、もっと下落が続くとみられています。以前も書きましたが、市場関係者の間では、必ず沈む船「泥舟」と、噂さされているほどです。さて、そんな中、昨日、野田首相が韓国に赴き李明博大統領と会議を行いました。その内容を聞いて愕然としました!なんと「両国の通貨スワップの限度額を現行の130億ドルから700億ドル(約5兆4000億円)へ拡充する」ということで合意しました!
FXをやっている人だとスワップというとなんとなく分かる人もいると思いますが、ちょっとニュアンスが違うので詳しく説明します。
ここでいうスワップ協定とは、韓国と日本が自由に相手のお金を使えるという協定です。ですから、お金に困っている国はとても助かります。日韓で協定なので、日本も韓国も自由に使えるのでフェアだと感じるかもしれませんが、それは全く違います。日本は韓国よりも経済的に豊かですので、このお金を使うことはありません。実際に使うのは韓国側なのです。私は、今ユーロで起きているギリシャ問題とそっくりのケースだと思います。ドイツがギリシャを救うことがあっても、ギリシャがドイツを救うことはないのです。つまり、野田首相は5兆4000億円使える小切手を韓国にプレゼントしてきたということになります。本当にどうして日本が韓国を救わなければならないのでしょうか?今、日本は千年に一度の未曾有の大震災といわれる東日本大震災の復興にお金を使わなければなりません。そのためには個人的意見ではありますが、償還期限が100年近くの大規模な建設国債を発行しなければなりません。なぜなら、国にお金がないので、お金持ちの人から貧しい人へお金を移すという所得移転だけではまかなえないからです。建設国債を発行して長期に渡るインフラ計画を作らなければ復興できません。増税もしなくてはなりません。日本国民には増税を強き、復興にはお金を使わず、なぜ韓国を救うために5兆4000億円使えるお金を渡さなければならないのでしょうか?更に、円高を阻止しなければならないのに、スワップ協定を結んだことでウォン安円高の流れができ、円高が進んでしまいました!本当に昨日は頭にきてしまいました!昨日は有識者を始め一般の方までかなり腹立っている人が多く、民主党などにクレームの電話やFAXが殺到していたようでした。スワップ協定を増額したことで、また円高が進行しそうです。ポジションには気をつけましょう。
また明日も頑張りましょう。

RBA議事録公表

2011年10月19日

<オージー円>
18日、9時30分、RBA(オーストラリア準備銀行)議事録が公開されました。議事録では「インフレ見通しへの懸念低下」「労働市場はより若干軟化した」「需要支援が必要な場合の利下げ余地拡大」とネガティブな内容になりました。私は、かなり下振れするかな?と、思ったのですが、11時に中国の指標発表が控えていて、中国の指標発表を確認してから売買したいという思惑からか、相場への影響は限定的でした。
続いて11時に発表された中国の指標は、GDP(前年同期比)は前回の結果が+9.5%でした。今回予想は+9.3%に下方修正されていました。結果は+9.1%と予想よりもやや弱い結果になりました。GDP(前期比)は前回の結果が+2.4%でした。結果は+2.3%で前回よりもやや弱い結果になりました。鉱工業生産(前年比)は前回の結果が+13.5%でした。今回、予想は13.4%に下方修正されていました。結果は+13.8%と予想よりも強い結果になりました。固定資産投資(前年比)は前回の結果が+25.0%でした。今回は+24.8%に下方修正されていました。結果は24.9%と予想よりもやや強い結果でした。小売売上高(前年比)は前回の結果が+17.0%でした。今回予想は17.0%と据え置きでした。結果は17.7%とやや強い結果になりました。GDP以外はやや強い結果になったのですが、なんにせよ最も重要視されるGDPが下がっているのが嫌気されて中国の貿易相手国であるオーストラリアドルは売られました。しかし、底堅く推移し、上昇を目指しています。私は日足ではしっかりホリンジャーバンドの中央を上抜けしていますし、週足も長い下髭を出したので、テクニカル的には一旦上昇するように見えるのですが、ファンダメンタルズ的に世界経済の脆弱化が浮き彫りになっているので、買いで追いかけるのは怖い気がします。逆張りになりますが、オージー円をはじめとするクロス円は、戻せば売った方が無難だと思います。しっかり戻せば売っていきたいと思います。
また明日も頑張りましょう。

リスク回避の流れに

2011年10月18日

<ユーロ円>
G20財務相・中央銀行総裁会議が無事(?)に終了しました。先週はスロバキアの議会の承認も得られ、EFSF(欧州金融安定ファシリティ)の機能拡充案も採択される見通しとなり、リスク選好の流れになりました。しかし、シュイブレドイツ財務相が欧州共同債に反対の意向を表明し、「週末のEU首脳会議ですべてが解決するわけではない」と、発言したことを受けて、一転してリスク回避の動きになりました。ドイツでは欧州共同債に反対する人が多く、このままではドイツがEU脱退をしかねない状態まで追い詰められています。
しかし、ドイツはEUを脱退してマルクに戻れば、リスク回避の通貨として買われ(スイスフランのように)マルク高になることは目に見えていて、脱退すればいい事のみがあるわけではありません。今のユーロはドイツとフランスが支えていると言っても過言ではなく、そのフランスさえ格下げの噂が流れていて、危ない状態です。その上、相変わらず、ギリシャ国債とドイツ国債のスプレッドは拡大しており、いつギリシャがデフォルトに陥ってもおかしくない状態です。ギリシャのデフォルトの問題、ユーロの存続の問題など、とても多くの問題を抱えています。
さて、私はリスク回避の流れにのり、ユーロを売っていきました。107円(売)→106円(決算)で1円の儲けです!しばらくはリスク回避の動きが続きそうなので、また戻せば売っていきたいと思います。
また明日も頑張りましょう。

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