FX 外貨為替市場

外貨為替市場の仕組み

外貨為替市場は、日本だけで取引されているのでしょうか?

いいえ、世界中で取引されています。

世界中で取引されているということは、日本が夜中であったとしても、世界のある地域では昼間であり、活発に為替取引をされているということになります。実際、日本では10時ごろから取引が活発になり始め、14時ごろからヨーロッパ勢が参入し、19時ごろからアメリカ勢が参入してきています。この様に、世界各国の人がどんどん為替相場に参入しながら常に為替相場は変動しているのです。

日経でしたら、毎日、終値があり、それ以降は翌日市場がオープンするまで株価は動きません。しかし、外貨為替市場は土日や年末年始をのぞき24時間変動しています。日本では寝ている時間にあたる夜中の1時でも、ロンドン市場がクローズする時間帯であり、注文が多くとても活発な動きをしているのです。

つまり、寝る前に見た為替相場と次の日起きたときに見る為替相場に大きな変化が起きる可能性が大きいということです。堅調に見える為替相場でも、朝起きたら大きな損失をかかえていて、そんなつもりではなかった!ということもあり得るのです。大きな損失を出さないためにもストップオーダーをキチンといれて、突然おこりえる相場変動によるリスクに備えておくことが大切といえるでしょう。

ところで、どうして為替相場は変動するのでしょうか?

それは、この価格ならば買っていい人、この価格ならば売ってもいい人、この買い手と売り手の両者が存在するからであり、両者の力関係により相場は変動します。相場でよく「もみあい」がおき、相場がほとんど動かなくことがあります。これは、買い手と売り手の両者の力関係が均等であることを現しています。両者の力関係がはっきりしているときは大きく変動します。

また、相場は市場参加者が多くなると大きく変動します。

例えば、アメリカの重要指標である雇用統計の発表前後は、多くの買い手と売り手が集まるので大きく相場が変動します。逆に、ほとんど市場参加者がいなく、オーダーがない閑散とした時にはあまり相場は変動しません。

クリスマス前後や年末年始などの市場参加者が少ない時は変化に乏しい相場展開になることがよくあります。また、アメリカにはサマータイムがあり、サマータイムの期間に移行すると一時間のズレが生じます。そうなると、アメリカの重要指標の発表も一時間ズレるので、気をつけておきましょう。通常、サマータイムに移行する時は事前にFX業者からお知らせがあるので、日ごろからお知らせ目を通しておくと良いでしょう。