FX スプレッド

スプレッドとは

FXには売値と買値の2つの実勢レートがあり、この実勢レートの価格差のことをスプレッドと呼んでいます。
例えば、ドル円の売値が90円で買値が90.05円であれば、0.05円(5銭)がスプレッドにあたります。
スプレッドは、通貨ペアによっても違いがあります。
一般的にドル円は、スプレッドが小さく設定してあり、ポンド円やスイスフラン円などはスプレッドが大きく設定してあります。
初めて取引をする方や短時間で何度も取引を繰り返すスキャルビングトレードを望んでいる方は、スプレッドが小さい方が望ましいので、スプレッドが比較的小さいドル円やユーロ円などで取引をすることをお勧めします。
なぜスプレッドがあるのかというと、現在、FXでは取引手数料無料の業者が多く、スプレッドにより利益をあげる為、設定されているのです。
スプレッドは同じ通貨ペアでも業者によってスプレッドの幅は違ってきます。
顧客側からみれば、スプレッドが小さい方が、多くの利益をあげられますが、単純にスプレッドが小さければ多くの利益をあげられるという分けではないのです。
まず、スプレッドを固定制にしている業者と変動制にしている業者があります。
スプレッドが小さい業者はだいたいスプレッド変動制を採用しています。
スプレッド変動制は、相場の動きが激しいときは、スプレッドが広がってしまいます。
実際、ドル円で0.5銭~業界最小水準の小さいスプレッドを謳っている業者でも変動時には30銭近く開くこともあるのです。
その点、スプレッド固定の業者であれば、変動時に若干開くこともありますが、ほぼ固定で取引をすることができるのです。
ですから、スプレッドが小さいけれども開く危険性がある業者を選ぶのか、スプレッドがやや大きめでも固定制の業者を選ぶのかよく考えて取引しなければなりません。
また、約定力もスプレッドと関係してきます。
約定力とは、狙った価格で約定できる力です。
例えば、ドル円を90円で買おうと思ってレートが90円になったのでクリックして注文を出したところ、90.03円で約定しまうことがあるのです。
これでは、いくらスプレッドが小さくても、約定力がないせいで、スプレッドを大きく払ったのと同じ結果になってしまいます。
スプレッドは、わずかな差であっても取引回数を重ねていくごとに大きな損益に変わっていくので、FX取引を行う上でとても重要になってきます。
ですから、単純にスプレッドの差だけに目を向けるのではなく、スプレッド固定制にするのか変動制にするのか、もし、変動制を選んだとしたらスプレッドがどの程度広がることもあるのか、どの程度の約定力があるのかをキチンと見極めなければならないと言えるでしょう。