FX初心者 ストップ

ターゲットとストップを守る

ターゲットとストップの位置の置き方は人によって様々だと思います。単純に持ったポジションから±1円と決めたり、戻り高値や今月の最安値など目安になる位置に置いたり、キリがいい80円などの数値に置く人もいます。どこにターゲットとストップを置いても自由ですが、FXをするうえで、ターゲットとストップの位置にはトコトンこだわりを持って置くようにしましょう。FXの入門書などを読むと「キリのいい数値などはストップが溜まっているので、ずらして置いた方がいい」と書かれたりもしますが、私は疑問が残ります。なぜなら、溜まっているストップを巻き込んで上昇または下落すると、勢いを増して加速し、次々とストップロスを誘発することがあるからです。例えば、ドル円で80円にストップがいっぱい溜まっていそうなので、引っかからないように79.8円にずらして置いておくとします。すると、80円ピッタリにストップを置いている人ばかりではないので、80円付近のストップを巻き込みズルズルと下落してしまい79.6円まで下ってしまうことがよくあります。こんな時、79.8円にストップを置いておくよりも80円にストップを置いておいた方が20銭損失を縮小することになります。ですから、私は小細工をせずにピッタリの数字の上に置くようにしています。また、ターゲットを決める時もどこにどの程度強いレジスタンスが存在するか確認し、ターゲットに到達するまでホールドし続けることができる位置に置くようにしています。ご自身で工夫しながら、こだわりを持ってターゲットとストップを置いて欲しいと思います。勿論、口座残高と相談してストップを置くことは大切です。そして、自分が決めたターゲットとストップは余程のことがない限り守るようにしましょう。約定をしてポジションを持つと誰でも不安になります。儲かっていても、「ここら辺でいいか」と、ターゲットに到達する前にポジションを手仕舞ってしまったり、負けていると、もう約定した価格には戻ってこないような気になって損切りしてしまったりします。逆に、勝っていると、もっといける気がしてターゲットをずらしたり、一番いけないのが、損をしたくなくてストップをずらしていく行為です。ストップがつくと損をしてしまいますが、マイナスポジションを引きづったまま塩漬けにして何もしないよりも、一旦ストップをつけて冷静に考えて再びポジションを持ち直した方が、結局得をするのです。ターゲットとストップをいじりだすと、自分が都合のいいようにいじってしまいます。結局、相場に振り回されて損をしてしまうことになります。ターゲットとストップはポジションを持つ前に十分こだわって持って、できれば、どうしてそこをターゲットにしたのかストップにしたのか理由を明確にして、トレードノートに書いておきましょう。理由が明確だと、ターゲットとストップをずらすことをしなくなくなります。自分で考え抜いて決めたターゲットとストップは必ず守るようにしましょう。